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USA日記

卒業式

昨日は大学の「International Office」という留学生のお世話をするところが留学生用に開いた卒業式があった。お偉い人が30分ほどスピーチをして、ケーキとドリンクが振る舞われ、卒業生には卒業証書が手渡され、そのあとはTESOLの友達と写真を撮りまくった。アメリカの大学の卒業式と言えば全身に羽織るガウンと帽子が有名だが、この日は大学全体の卒業式の前日にもかかわらず、キャンパス内にガウンを着た留学生の卒業生の姿が目立った。

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そしてそして、今日はいよいよ大学全体の卒業式。例年卒業式はなぜか天気が悪いという噂を聞いていたが、幸運にも今日の天気は晴れ。1年に1回の卒業式というだけあって、家族や友人が車でいろんなところからキャンパスに集まるため、周りの道路は大渋滞。キャンパスに着くと、すでに卒業生が学部ごとに整列を始めていた。ガウンを着た友達と写真をとり、友達の家族とも挨拶をすませ、卒業生は会場となるスタジアムに入場。

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卒業生とその他の在校生・家族・友人の席は分かれているため、自分は別の入場口へ。卒業生が全員入場するのに1時間くらいかかり、卒業式がいよいよスタート。オペラ歌手がアメリカ合衆国の国歌を歌ったんだが、そこでグッときた。やっぱりアメリカの国歌はいつ聴いても格好良い。そのあとは、学長の話、卒業生総代の話、Ph.D(博士課程)の学位の授与、修士号の授与などが続き、2時間ほどで終了。日本の卒業式は学長、来賓の方の退屈で格式ばったスピーチがずっと続くが、アメリカの卒業式は同じスピーチでもすごく胸を打つものが多かった。情熱を感じるというか、その人の言いたいことが心から伝わってくる感じ。

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卒業式が終わった後は、各部屋に移り、学科ごとの懇親会があった。クッキー、苺、アルコール、ソフトドリンクがでて、TESOLの先生も何人か来てくれて、またまた写真撮影。自分は来学期卒業だから、今回はガウンは着ないで友達を送り出す側だったけど、親切な友達が、来学期は卒業式がないからガウン着て写真だけ撮りなよと言ってくれてガウンを貸してくれた。ちょっと小さかったけど、そのガウンを着て友達や先生と写真を撮って大満足。ガウン貸してくれた友達に感謝。それと同時に、もうみんなとお別れなのかと思うと、なんだか悲しくなってきた。2年前に渡米した時も日本の友達とのお別れは寂しかったが、留学終了後、日本に戻ってきてからまた会えると思っていた。でも、ここアメリカで出会った友達とは次にいつ会えるのかわからないし、もしかしたら一生会えないかもしれない。今まで授業やパーティーに行けば必ずそこにいた友達が、自分の周りからいなくなってしまうのは全然想像できないけど、留学先で出会った友達というのは本当に特別な存在なんだなぁと今日改めて感じさせられた。いつか世界のどこかで再会して、この留学生活の思い出をみんなで語り合えたらなぁって思います。
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  1. 2010/05/23(日) 12:15:46|
  2. 大学院SPRING2010
  3. | コメント:2
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コメント

大知君、お涙頂戴みたいなコメントやめてくださいよ。こっちまで泣けてくるじゃないか!!(泣)

留学生はメールとかでも話はできるよね。台湾、韓国だったら近いし。南アフリカの彼は…会えないね、もう。

  1. 2010/05/23(日) 14:26:25 |
  2. URL |
  3. Naoko #-
  4. [ 編集 ]

>Naoko
泣かせるつもりで書いたんじゃなかったんだけどね(笑)台湾や韓国は近いけど、残りの人生で遊びに行けたとしても2,3回くらいだろうなぁと思ってね。別れはさびしいね~また新たな出会いもあるだろうけど。
  1. 2010/05/24(月) 05:26:45 |
  2. URL |
  3. だいち #X5XodAgg
  4. [ 編集 ]

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